最初は見ていられるだけで良かったんだ。
2003年11月25日彼氏の名前=大樹(だいき)
不倫相手の名前=弘史(ひろし)
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大樹に対する想いを再確認した今、
とても後悔している。
同窓会にさえ行かなければ・・・・
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弘史と最初に付き合ったのは
高校2年の冬。
高1〜高3までずっと同じクラスだった。
陸上部だった彼は
誰よりも早く朝練に来て、
人一倍練習に励む姿に私から惹かれた。
最初は見てるだけで良かったんだ。
次に、あの人の隣を歩いてみたくなった。
名字じゃなくて「彩香」って呼ばれてみたいと思った。
あの人と手をつなぎたいって思った。
特別扱いされたくなった。
他の女の子と仲良く話す姿を見るだけで
やりきれない思いでいっぱいだった。
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「弘史が、彩香のこと好きらしいよ」という噂が自分の耳に届いたころ・・・
私たちは付き合いだした。
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当たり前のように
「彩香」って呼んでくれて。
当たり前のように
手をつないでくれて。
当たり前のように
特別扱いしてくれた。
いつもいつでも
隣においてくれた。
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そう、この時も・・・
繋いだ手を最初に離したのは、
私だった。
大きすぎる弘史の存在に
私がついていけなくなっちゃったんだ・・・
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つづく・・・
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